【インプレ】G3組中華カーボンホイールは素晴らしい。デメリットはあるが大満足。

JAVA SILURO2の2.3kgもある純正鉄下駄ディープリムホイールから脱却すべく、中華カーボンホイールを購入した。G3組で50mmディープリムの中華カーボンホイールはどんなもんなのか?インプレッションしていきたい。

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中華カーボンホイールのスペック

今回購入した中華カーボンホイールのスペックをもう一度まとめておく。

  • メーカー(ショップ):SAKYA CARBON
  • リム素材:東レ T700
  • タイヤタイプ:クリンチャー
  • リムの高さ:50mm
  • リム幅:23mm
  • 表面処理:3K matte
  • ハブ:Powerway R36 G3
  • スポーク:Pillar 1432(ストレートプル)
  • スポーク数:F18/R21
  • カセットボディ:SHIMANO 11S
  • フロントホイール重量:688g
  • リアホイール重量:830g

ちなみに元々ついていた純正ホイールは、

  • メーカー:DECA(JAVA純正)
  • リム素材:アルミ
  • タイヤタイプ:クリンチャー
  • リム高さ:42mm
  • リム幅:21mm
  • フロントホイール重量:1010g
  • リアホイール重量:1290g

であるので、ホイール単体で782gの軽量化に成功した。なおタイヤとチューブは純正ホイールにつけていたものをそのまま移植している。

中華カーボンホイールの実走インプレッション

交換してから100kmほど走った時点でのファーストインプレッションです。

漕ぎ出しが明らかに軽くなった

ペダルに力を加えた瞬間に、漕ぎ出しの軽さを実感してすごく驚いた。ホイールが800gも軽くなればそれはまぁ大きな違いがあるだろうとは思っていたが、ロードバイクそのものがものすごく軽くなったような印象すらあった。おかげで坂道を登る際もずっと楽になった。

巡行が楽になった

今までの純正鉄下駄ディープリムホイールの場合は、30km/h前後の速度ではえっちらおっちら漕ぎ続けないと維持できなかったのだが、それが軽く漕ぐだけで維持できるようになった。微妙な上り坂に差し掛かった時にも速度をほとんど落とすことなく走り続けられるので、そこまで必死に漕いでいなくても巡航速度が2~3km/hほど上がった。

対して漕ぐのをやめた際の速度低下は早いように感じたのだが、これは単純に慣性の問題だろう。下り坂での速度の伸びなどは非常に良いので、ハブの回転抵抗は少ないように思う。もちろん50mmディープリム+きしめん形状のエアロスポークによる空力も効いているのだと思うが、そこに関してははっきりとはわからない(元々42mmリムホイールだったし…)。

乗りこごちに大きな変化は無し

「カーボンホイールにすると乗りこごちが良くなる」というレビューをよく見かけるが、そこに関してはあまり実感できなかった。良くなったような気がしないこともない、というレベル。これは50mmのリムハイト+ストレートプルスポークをそこそこ高めのテンションで張ってることが影響しているのかなぁ~とは思うが詳しくは不明。ここに関してはタイヤを純正からGP4000S2に変更したときの方が圧倒的な違いがあった。

かかりは少し悪くなった…かもしれない

よく「かかりが良いホイール」なんて言葉が自転車の世界には溢れているが、そもそも「かかり」とはなんなのか、よくわからない。恐らくペダルを踏んだ時の応答性・反応性の良さのことなのだろうか?

そういう意味で言えば、正直なところ違いははっきりとは分からなかった。むしろ若干だるくなったように思わないこともないが、確信は持てない。まぁスポーク数が少なく、スポーク同士の間隔が広いG3組なのでこの辺は悪くなるのかもしれない。クランクをグレードアップしたときの方がずっと「グンッ」と前に進む感覚があった。

横方向の剛性感はしっかりとある

某有名中華ブランドのホイールを使っている友人は「ダンシングやコーナリング時に少しグニャっとした感覚がある」という話をしていたのだが、これはそのような感触は特になく、むしろ割としっかりしているように思えた。下りのコーナリング時もピシッと姿勢が決まるような印象だ。もしかすると23mmワイド幅のリムが効いているのかもしれない。

ブレーキの効きはイマイチ

「カーボンホイールはブレーキが効かない」なんて話がネット上を探るとよく見かけるが、実際このブレーキ面が特に工夫されていない中華カーボンホイールの効きはいまいちだった。体感的にはアルミに比べて3割減というイメージで、特に低速域で効かないので、初めのうちは信号で止まるときなどにちょっと驚いた。ぎゅっとブレーキレバーを握ればリアタイヤをロックさせることもできるが、少し心もとなさは感じる。

また付属してきたブレーキシューは減りがずいぶん早いようにも思う。おそらくコルク系と思われる少し柔らかめのシューなので「こんなものかな」という感じはあるが、このペースで減られるのはちょっと困る。そのうち適当なメーカーのものに変更してみたい。

そういえば、人によってはカーボンホイールでブレーキをかけたときの「ピュ~~~」という音が好きらしいが、例にもれずこのホイールもその音がする。個人的には無音のほうが嬉しいが、そこまで大きな音じゃないので気にする必要は無いと思う。

ちなみに、伊豆大島一周サイクリングの際に雨にも降られたが、やはりリムブレーキの特性上、雨天時の制動力は下がる。とは言え減速したいタイミングの少し手前からブレーキを当て、制動面の水分を飛ばしてしまえば、晴れの時とそこまで違いがない制動力を確保できることも分かった。

Powerway R36のラチェット音は少し大きめ

Powerway R36ハブのフリーボディが鳴らす「ジー」というラチェット音は少し大きめに感じるが、自転車ってこんなもんじゃない?という感じもする。気が向いたら内部をグリスアップしておきたい。

ロードノイズの反響音が鳴る

ホイールを装着して走ると、なんだか「コォ~」という不思議な音が鳴ることに気が付いた。速度にあわせて音が変化するので、ハブベアリングか、ブレーキシューが接触しているのか、あるいはリムやスポークの風切り音か?と疑ったが、スタンド上で回してもそんな音はしなかった。

色々検証してみた結果、この音は「中空リムの中でロードノイズが反響している音」だという結論に至った。なぜならキレイに塗られている白線の上を走るとこの音が消えるから。もし『カーボンホイールに変えたら不思議な音がして気になっている』という人がいたら、おそらくこれが原因なので特に気にしなくてよいと思う。

中華カーボンホイールの満足度はかなり高い!

AliExpressで購入したSAKYA CARBONの中華カーボンホイール、デメリットもいくつか挙げたが、総合的には非常に満足している。かっこよく、軽く、走行性能も上がったのに、価格もかなり抑えられた(3.5万円ほど)ので、いい買い物ができたと思う。というか、購入時のレビューでも書いたが、想像よりもはるかに高品質な仕上がりになっているので、基本的に文句をつけるところがない。

もちろんメーカー物のより高価で高級な品を選べば更なる性能アップを図れるのだろうけども、個人的には自転車のホイールにそんなたいそうな金額をかける気はさらさらない。ブランドにこだわらない人であれば、中華カーボンホイールという選択肢はかなりアリだと感じた。

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