これはマジですごい。EC90 カーボン製中華パワーサドル【レビュー】

5.0
SILURO2 カスタム
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JAVA SILURO2でロードバイクデビューして2年半が経過したら、使い方がほぼほぼ「日々のトレーニング」に固定されてしまった。がむしゃらにガーっとペダルを漕ぎまくるのも存外すっきりするので気持ちがいいのだが、やっぱり飽きてきてしまう。ちょっとした刺激が欲しい。具体的には弄ってみたい。そんな欲求からとあるパーツをポチってしまった…。

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EC90 カーボンサドル(パワーサドル風)

そのうちの一つがコレ。EC90という台湾メーカーのサドル。

どうやら巷ではスペシャライズドのパワーサドルという、ちょっと短いサドルが流行っているらしいのだが、お値段がとても庶民的とは言えない。このEC90製のサドルは、パワーサドルと同じコンセプトで作られた見た目がよく似ているサドルで、お値段もおよそ$30程度とお手軽。

なんとこのサドル、人気があるせいかEC90の偽物まで存在するらしいが、今回はAliExpressのEC90オフィシャルストアで購入したので、間違いなく本物のEC90であるはず。元々パクリ製品に近いので、パクリの本物とはいったい…という気もするが。

ちなみに樹脂製モデルやクッションの厚みが薄いタイプもある。今回買ったのはカーボン製でクッションが厚いタイプ。カラーもいくつか選べたが、黒を選択してみた。

裏側を見るとカーボン製であることが一目瞭然。カーボンの仕上がりや表皮の張り方はとても綺麗。製造ロットを管理するためであろうQRコードも貼られており、ちゃんとした工場で生産されている感がある。

カタログスペックでは重量160±10gとのことだったが、手元に届いたのは162g。クッションが薄いタイプだと125g前後らしい。

カーボン製のレールは縦方向に長い楕円形に近い形。サドルの取り付け幅にもきっといろいろな規格があるのだろうが、SILURO2のヤグラにはポン付けできた。

表面のクッションは硬質ながら、そこそこの強さで指で押すと凹む程度。ベースのカーボン部分はかなり硬く、強めに体重をかけるとわずかにしなるのが確認できるぐらい。

SILURO2純正サドルとの比較

言わずもがな、僕はロードバイク初心者なので、比較対象はこのJAVA SILURO2純正サドルしかない。これは樹脂ベースに鉄レールのサドルで、クッションもベースも柔らかくてよくしなる。エントリーモデルのロードバイクに付属しているサドルなので、きっとそれほど良い物でもないのだろう。

重量は306gと、EC90のほぼ倍。サドル交換で144gの軽量化となる。

SILURO2純正サドルの全長が275mmに対し、EC90は全長233mmと42mmも短い。

単体で見るとそこまで気にならないのだが、いざロードバイクに取り付けてみたら、サドルが短いせいかずんぐりむっくりしているように見えてイマイチかっこよくない…。が、見慣れたらどうでもよくなってきた。

なにこれ全然違う

レール~サドル上部までの距離はEC90の方が若干高く、またサドルのしなりが少ないことを考えるとシートポストを若干下げたほうが良いのだろうが、ひとまずポン付け。サドルの角度は水平より気持ち前下がりぐらいにセットして走り出してみる。

するとまぁ漕ぎ出した瞬間から笑っちゃうぐらい違う。

なんだかやたらと足が良く動かせるし、速度も乗りやすい。サドルが短いことによって太ももと当たる部分が減ったのか股関節の自由度が上がったような感じがするし、サドルのしなりが減ったためか足の力がペダルに伝わりやすい印象。というか「サドルがしなるとパワーが逃げる」というのが逆に体感できた。平地でもスピードを出しやすいし、坂道は少し登りやすくなった。

ロードバイクの一番高いところが140g軽量化された結果か、自転車から降りた状態でサドルを持って左右に振ると明らかに軽い。もちろんダンシングしたときの動きはちょっと軽い感じがする…のだが、ここはすぐ慣れて分からなくなる程度。

乗車位置も割と自由度があり、後方にどっしり座ることもできるし、前方で軽く乗ることもできる。前に乗るとパワーが出しやすいのだが、その分あっという間に疲れる。ロードバイクは有限の力を効率よく引き出してくれるだけで、体力を補ってくれるわけではないことを改めて思い知らされた…。

僕は普段短時間しか乗らないのでクッション入りのサイクルパンツなどは持っていないのだが、普通のズボンでこのサドルに乗ると、40分ぐらいでちょっとお尻に痛みが出てくる。後程角度を気持ち後ろ下がりにすることである程度解決されたが、長時間乗るにはサイクルパンツが必要なように思う。快適性という面では、クッションが厚いタイプではあるが良くはない。真ん中にがっつり大きく穴が開いているので、股間の圧迫は少ない。

これは買い

正直「サドルでそんな何かが大きく変わることはないだろう」と思っていたので、この違いにはかなり衝撃を受けた。明らかに速く走れるようになったのだ。クッション性が弱いといっても、僕が普段乗る距離や時間程度ではそこまで問題は無いので、通勤通学用途でも使えるはず。シュッとした感じの見た目ではないのだが、見慣れたらどうでもよくなってきた。あえて純正サドルに戻す理由が一つもない。

本物はもっとすごいのかもしれないが、これ以上は予算的な都合で知らぬが仏。サドル交換をしたことがない人は騙されたと思って試しに買ってみてほしい。きっと後悔はしないはず。

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