Bryton Rider 420をレビュー!基本性能の高さと充実の機能でコスパ最強かも

2020年4月6日

楽にStrava連携がしたいがためにサイコンを新調したい、なんて話を以前した。まぁでもサイコンが壊れたわけではないし、全く問題なく使えるのも事実。僕は物欲になんて絶対に負けない!

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Bryton Rider 420

…物欲には勝てなかったよ…。

というわけで台湾メーカーBrytonのRider 420を購入。購入理由は前述の記事の通り、「機能の割に価格が安いから」。実のところ、せっかくだから価格差が数千円の最上位機種Rider 450にしようと思っていたのだけども、ちょうど注文しようと思ってたタイミングで最安値のショップに在庫が無く、また最安値ショップ以外だとそこそこの価格差があったので、まぁ別にいいかと420にしたのだった。

付属品はシンプルで、

  • 本体
  • 取扱説明書
  • 取り付けベース&Oリング
  • ストラップ
  • 充電用microUSBケーブル

となる。海外通販で購入したが、グローバルモデルなので取扱説明書に日本語の記載もあった。ただその中身はかなりシンプルだ。

Bryton Rider 420のスペック

モデル名bryton Rider 420
画面サイズ2.3inch
バッテリー駆動時間35時間
防水IPX7
GPS
気圧高度計
STRAVA同期
スピード/ケイデンス/心拍計対応
パワーメーター
ANT+センサー
Bluetoothセンサー
オートバックライト
オートスタート/ポーズ
スマホ連携
ルートナビ
電動変速システムの表示×
マウントbryton

Bryton Rider 420はスペック的にほぼ完ぺきなサイコンといってもいいだろう。できないことは、ナビゲーション機能に周囲の道路を表示できないことや、液晶がカラーではないこと、Di2などの電動変速システムと連携できないこと、ぐらい。GPSもマルチGNSSで嬉しい。ただし日本の準天頂衛星である「みちびき」に非対応なのは残念。【追記】「みちびき」対応してました。

Rider 420の操作は主に本体に取り付けられた、側面手前に2つ、裏面に2つの計4つのボタンで行う。裏面にボタンがあるのはちょっと変わっているところだが、これは電源ボタンと記録停止ボタンなので、ライドの前後に使うのみ。どのボタンもフルフィンガーのグローブをしていてもカチッとした感触が分かる程度にちゃんとクリック感がある。

初期設定はほぼ全てアプリから行う

電源ボタンを押すと起動する。起動時間は5秒程度。

最初に言語設定を行えば、後はほぼすべての項目をスマートフォンアプリである【Bryton Active】で行える。Bryton Activeを使用しないとRider 420の全機能を活用できないので、必ずダウンロードする。

Bryton Activeを使用するには会員登録が必要だが、StravaやFacebookアカウントでも登録可能。

スマホのBluetoothをONにして、設定→マイデバイスからRider 420を追加する。

サイコンが追加されて、サイコンの電源がONになっていると、このような表示に切り替わる。ここから初期設定を行っていく。僕がBryton Activeで設定したのは、

  • 設定→計測→オートポーズ→有効
  • 設定→GPSシステム→GPS+Gal+QZ
  • 設定→プロフィール→性別・生年月日・身長・体重・自転車の情報を入力
  • プロフィール→外部アカウントリンク→Strava→連携
  • 設定→計測→データ記録→1秒

の項目。ただし最後の「データ記録」についてはなぜかアプリ上には無く、サイコン本体を操作して設定する必要がある。

…しかしなぜGPSシステムは選択式なんだろう…。対応するGNSSを全部捕まえられないのか…。最も高く精度を出すため、QZ(準天頂衛星)がキャッチできるGPS+Gal+QZを選ぶのがいいと思う。

また設定→グリッド設定から、サイコン上の各ページに表示する項目を変更できる。一ページ当たり最大8項目、最大5ページを設定できる。このアプリ上での設定の操作感はいまいちよくないが、好きな項目をまとめて表示できるので嬉しい。

各種センサーとの連携

各種センサーとの連携の設定は本体で行う。裏面の停止ボタンを押して、設定→センサーから、好きなセンサーを選ぶ。

僕は心拍数とケイデンスを連携。ここのやり方は画面に表示されるので、特に迷うことはなかった。

明瞭で見やすい液晶画面

屋外の屋根のない場所に持っていくと、GPSをキャッチ。マルチGNSS対応なだけあってキャッチスピードは速いが、時間はマチマチ。時間がかかる時だと30秒~1分ほど必要な時もあった。キャッチすると右上の表示が「GPSをキャッチしてます!」といった感じのマークに切り替わるのでわかりやすい。

ここから【OK●LAP】ボタンを押せば記録が開始される。

…だけどうっかり記録し忘れる事、あるよね?僕はよくある。

そんな時にRider 420は、動き始めて5秒ほどで「ピー」という音と共に「記録しますか?」と表示が現れる。このタイミングで【OK●LAP】ボタンを押せば、そこから記録が開始される。親切な設計だ。

オートポーズを有効にしているので、信号などで停止すると「ピー」と音が出て記録が停止、動き出すとまた「ピー」と音が出て記録が再開される。

液晶画面はコントラストがハッキリしていてとても見やすい。画面が大きく、7項目を表示させていても一つ一つが十分に大きく太い文字で表示されることもあり、パッと見るだけで十分わかる。位置情報をもとに夜になると自動でバックライトが点灯する。今のところナイトライドはしていないが、特に気にならない程度の明るさのように思えた。

画面で難点があるとすれば、、やたらと指紋が付きやすいこと。保護フィルムを貼るか、またはプレクサスで対処したいところだ。僕は後者を選択した。

ライド終了からStravaへのアップロードはほぼ自動

最後にライドを終了させるときは、裏面左側の停止ボタンを押すと、記録が停止される。

ここから2秒ほどでメニュー画面が出てくるので、「保存」を選択。

「記録を保存しますか?」と出てくるので、「YES」を押せばOK。

記録後、Rider 420が起動した状態でスマホからBryton Activeを立ち上げると、自動でアクティビティがクラウド上にアップロードされる。どうやら以前はここにかなりの時間がかかったらしいが、現時点では特にストレスのないスピードでアップされるようになっている。

アプリをStravaと連携させているので、そのままほぼ同時にStravaへ記録がアップロードされる。アップロード作業はスマホを立ち上げればほぼ自動なので、煩わしいことはない。ちなみに、Bryon Active上でのログデータ分析は見ずらいので、Stravaで見るほうがいい。

また、本体で取得できるGPSデータの精度は、細目の道路の右側と左側のどちらを走ったかわかる程度には高い。テストした限りでは住宅密集地などでのロストも無く、自転車で使う程度であれば十分不満は無い。

難点:電源を付けた瞬間の高度が微妙

「ちょっとどうなのかな~」と思ったことの一つとして、高度計の精度がある。特に電源をONにした瞬間の高度が大幅に間違っていることが多いのだ。確かに、僕は普段屋内で自転車を保管しているので、外気温との温度差によって高度がおかしくなるのは理解できる。でも外気温にしばらく慣らした状態でも「さすがにこれはないだろ」って数字が出てくることもままある。

こういう時はBryton Activeアプリの「高度補正」を使うことで実際の高度に合わせることができるので、それさえしてしまえばライド中に困ることはない。ただ、スマホを操作する必要があると、どうしても30秒~1分ほどスタートが遅れてしまうので、グループライドの時などはちょっとだけ早めに電源を付けるなど注意が必要かもしれない。

一度補正してしまえば、そのあとは±3mぐらいの誤差は平地であっても出てくるが、おおよそ正しい数値になるので特に気にはならない。ただ、全体的には少し低めの高度が表示されている気がする…。

コスパに優れるサイクルコンピューター

というわけでBryton Rider 420だが、しっかりとした基本性能と、外部センサー対応等の充実した機能をもち、さらにスマホと連携することで様々な設定やStravaへの自動アップロードなどが可能と、至れり尽くせりとなっている。電池持ちも非常に良く、僕の使い方ならめったに充電しなくてよいのも高ポイント。ルートナビ機能はまだ使っていないので、またの機会にレビューしたい。

不満点を上げれば、

  • 本体ボタンの反応速度が鈍い
  • Bryton Activeアプリの使い勝手がそこまでよくない
  • 背面ボタンがあるので慣れるまでは分かりづらい
  • デザインがあんまり好みじゃない
  • センサーの電池残量が分からない

などがあるものの、一度設定してしまえばBryton Activeアプリはデータの同期以外に使わないし、それ以外は慣れれば特に気にならない。センサーの電池残量については…電池が切れたときにまた考えよう。

競合製品に比べると、欲しい機能が安価に手に入るBryton Rider 420。あとは耐久性の問題があるが、コスパに優れるお買い得なサイコンだと思う。

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