【台湾タイヤ】CST製CZAR C1406のインプレ&重量測定【ロードバイク】

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僕のロードバイク「JAVA Bikes SILURO2」は中国通販から個人輸入したということもあってか、CSTというメーカーのタイヤが付いていた。製品名は「CZAR C1406」という、これまた人に覚えてもらう気が一切無さそうな名前が付いている。たぶん完成車向けにしか販売されていないタイヤだと思うが、あさひ自転車で取り扱いがあるっぽいので、一応インプレしてみる。

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CST=MAXXISの親会社

「ところでCSTってどこのブランド?」

って思う人も多いと思う。僕も知らなかったが、かの有名なMAXXISタイヤの親会社がCST(チェンシンタイヤ)である。台湾に本社を持ち、自転車はもちろん車やバイク用のタイヤも多数つくっている、台湾で第一位のタイヤメーカー。なので決して変な怪しいタイヤではない。

CZAR C1406ってどんなタイヤ?

そのなかでもCZAR C1406は、メーカー曰く「街乗りや長距離トレーニング用」としての位置づけがされている。カラーバリエーションがたくさんあり、海外レビューを読むと、安い割に軽く、耐パンク性能もそこそこあり、耐摩耗性も高いらしい。

でもまぁ、先にも書いたように、おそらく完成車向けの安タイヤである。とりあえずスリックタイヤなので見た目はかっこいいし、ロゴも一か所しか入っていないのでシンプルですっきりした見た目をしている。

重量測定:320g/1本と結構重たい

重量測定をしてみた。吊り下げ式の重量計を持っていないので数値が振れたが、700×23Cのタイヤ一本で大体320gほどだった。めちゃくちゃ重たい。ただこれ、金属ワイヤービードの折りたためないタイヤなので、多分その分類で行けばそこまで重たいものでもないのかもしれない。

またあさひ自転車の商品説明ページとあまりに違いすぎる(あさひではケブラービート、237g(23C)とされている)ので、もしかすると交換用と完成車用では別物なのかもしれない。でもあさひはあさひでメーカーページと内容が全然違うんだけど…。

インプレ:パンクしない・減らない・グリップはそんなにしない

購入から7か月で500kmほどしか乗っていないのだけども、その間一度もパンクしたことはなかった。空気圧の管理こそそこそこちゃんとしていたが、路面の段差はお構いなしに乗っていたし、砂利道も少しは走った。工事現場の横などのゴミが落ちていそうな環境もあったが、ノントラブルで過ごせたのは、もしかするとこのタイヤの耐パンク性能ゆえかもしれない。

500km使ったリアタイヤ

荷重のかかるリアタイヤは若干頂点の丸みが減っていたが、フロントタイヤは「新品じゃないの?」と思うぐらい丸い。窯の合わせ面の後まで残っている。耐久性も高そう。

それに対してグリップ力は微妙である。リアタイヤはブレーキですぐにロックするし、ダウンヒルなんてそこはかとなく恐怖を感じる。乗り味はかなりごつごつしている。ただしその重量からか(ホイールも重たいけど…)、一度速度が乗ると「びゅーん」と走っていくのは気持ちがよかった。

わざわざこれに変える理由はない

通勤通学に使っていて、とにかく耐パンク性能の高い物を選びたい!とか、あまりにこだわりがないので純正品でいいよ、という人であれば悪くないのかもしれないが、おそらく世の中のほとんどの人にとって「わざわざこのタイヤに履き替える理由」というのはないと思う。同価格帯でもっといいタイヤは他にもたくさんあるだろうし、そっちを選ぶべきだと思う。

オマケ:CSTのチューブは悪くない

ついでに中に入っていた、同じくCST製のチューブの重さを測定してみたところ、バルブキャップとリムナットをつけた状態で99gだった。700×19/23C用で、バルブが60mmあるのだが、安いチューブとしては悪くない重量。それに空気もほとんど減らないので、1~2週間程度ならほったらかしておいても大丈夫。こっちは使えそうなので、タイヤ交換した際にも使いまわした。

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