【ワイヤーロック】GORIX GX647 ダイヤル式軽量ワイヤーロックは2mの長さで自由自在な取り回し【レビュー】

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ロードバイクに乗っていて一番怖いのは盗難。軽量かつ高額なパーツが付いていることの多いロードバイクは(僕のは安いけど…)、自転車を盗む人からしたら格好の的。

というわけで、以前から持っているこのゴツめのカギを使っていたのだけども、これは重たいし自由が利かないし長さも70cmほどしかないので、地球ロックするときに役不足感が否めなかった。色も黒いので目立ちにくい。もっと軽くて長くて便利で派手な鍵が欲しい…。

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一時駐輪=そこまで強固である必要無し?

ワイヤーロックの強固さは、すなわち盗まれにくさである。太く頑丈なワイヤーであればあるほど、泥棒は鍵の破壊に苦労して盗むのをあきらめるはず。ただそういうものは非常に重たい。せっかく軽量なロードバイクに乗っているのに、わざわざ重りを持ち運ぶのは不条理だ。

しかし考えてみれば、ロードバイクを駐輪するのはあくまでも一時的に過ぎない。ご飯を食べたり、買い物をしたり、ちょっと景色を見に行ったり、といったタイミングだ。であるからには、なるべく人目にさらされる場所に駐輪することで安全性を確保し、ワイヤーロックはそこまで強固である必要はないのではないか?

…どんなにごつい鍵を使っていたとしても、どうせ1000円ぐらいのワイヤーカッターを使えば簡単に破壊されてしまうし…。

GORIX GX647 ダイヤル式軽量ワイヤーロック

というわけで選んだのが、GORIX GX647 ダイヤル式軽量ワイヤーロック。赤・青・緑・黒・白の5色がある中で、派手で目立ちそうな赤色をチョイス。スペックとしては

  • 直径4.8mm×長さ2mのワイヤー
  • 重量140g
  • 3桁のダイヤル錠

という感じで、特に長さが2mもありつつ、重量が140gと軽量なのがうれしい。その分ワイヤーが細く頼りない感じは否めないが、先にも書いたようにあくまで一時保管という意味では十分だと判断した。

先端の鍵部分はこのように外すことが可能。鍵を外せばワイヤーの取り回しが容易になるので便利。

3ケタの番号は任意に設定できる。

手の周りにクルクルと巻いていけば、およそ直径10cmほどのコンパクトさになる。

このため、小型のサドルバッグ(ZERO Rabbit 小型サドルバッグ)にも余裕で入る。このコンパクトさはとても嬉しい。

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長さを生かした自由な固定が可能

ワイヤーの長さが2mもあるので、地球ロックする際の自由度が非常に高い。

例えばこのようにフレームに括り付けながら先端同士を結束させる方法。

さらに工夫すると、両端にループを作ることで、フレーム・前後ホイールをいっぺんにまとめ上げることも可能。ロードバイクはクイックリリースがあるので簡単にタイヤが外されてしまうが、こうしておけばそう気軽に盗まれてしまうことはないはず。

色が派手で目立つので、遠目から見ても鍵がかかっていることが一目瞭然。さらに、スパイラル上になっているワイヤーロックとは異なり、自転車のあちらこちらに絡まったりすることが全くないので、取り外す時もとても楽。使い勝手は良好だ。

一時的な駐輪に

強固さははっきり言って全くないレベル。窃盗団からすれば、こんなものは鍵がかかっていないことと同義だろう。しかし、この軽量さと取り回しの良さは非常に便利で、一目して鍵がかけられていることが分かる派手な色合いは視覚的な防犯力が高い。前後ホイールを一緒にまとめ上げられるのも嬉しい。コンビニ、レストラン、ちょっとした買い物などで駐輪場に留めておくときに重宝するはずだ。

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