ある春の日の昼下がり、いつものようにSILURO2を漕いでいたら、
キンッ
という甲高い金属音が鳴った直後に、
パーン!
と破裂音が鳴った。
あ…パンクしたわ…。
カッターの刃で大穴が開いてしまった
即座にブレーキをかけて停車。リアタイヤがパンクしたのはその瞬間に分かったし、一瞬で空気が無くなったのでもう走れる状態じゃない。
探してみたら一瞬でパンク箇所を発見できるぐらい大きな穴が。いったいなぜ…。
周辺を探してみたら、大きいカッターの刃の破片が転がっていた。タイヤの切れ目からしても、これをフロントタイヤが踏んで持ち上げて、それをリアタイヤが踏んでしまってパンクした、という流れだろう。
ちょうどこの走っていた辺りは最近工事をしていたので、おそらくその時に使って折れたカッターの刃が放置されていて、それを踏んでしまったのだろう。刃を落とした人には画鋲を素足で踏む呪いをかけておこう。
近所を走るだけのつもりだったのでパンク修理キットなんて持ち歩いてなかったし、そもそもここまでタイヤに大穴が開いてしまうと修理のしようがない。家まで歩くか…。
結果1時間ほど自転車を押して歩くはめになったのだけども、こんな時SPDシューズだと快適に歩行できてすごく便利だった。SPD-SLにしようかな~なんて最近考えていたけども、やはりゆるポタ派にはSPDシューズだと再確認。
家に帰って再確認してみたが、タイヤはもうがっつり切れちゃってるので再使用は無理。
Continental GP4000 S2、調べてみたら装着から約2年で1000kmちょっと走ったようだったが、まだまだ余裕たっぷりだっただけにもったいない。僕の使い方だとずっと使えそう…。
タイヤパウダー(ベビーパウダー)を塗っていたのでチューブの張り付きはなく、するするっと外すことができた。
チューブをパンク修理してみる
実はこれまで一度も自転車のタイヤをパンクさせたことが無かったので、試しにパンク修理をしてみる。パンク修理キットはロードバイクを買ったタイミングで購入していたので、初めて使ってみる。
チューブの亀裂はタイヤの裂け目の反対側にあった。カッターで切れたからチューブもタイヤと同じ場所が切れたと思っていたのになぜ…?
亀裂の周りを綺麗にして、軽くやすり掛け。
ゴム糊を塗って乾くまで5分以上放置。
パッチを当てて、タイヤレバーの腹などを使ってしっかり密着させる。
空気を入れてみたら、エアが漏れることなくしっかりパッチが機能していた。
せっかく直ったので、このチューブは予備として取っておくことにした。また何かあった時に活躍してくれるだろう。
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