約2週間をかけて遠路はるばる我が家までやってきたJAVA Bikes SILURO 2という名のロードバイク。ただ当然ながら…
こんな感じで箱の中身はバラバラ殺人事件状態なので、組み立てねばならない。自転車に関してはど素人なのだけども、大丈夫だろうか…。
ロードバイクを組み立てる
梱包を解く
とりあえず巨大な段ボール箱から中身を出すと、フレームやタイヤがひとまとめになったセットと、小物類をまとめた小さな段ボール箱が出てきた。
梱包を解くと、フレームに関してはハンドルとフロントタイヤが外れているだけで、7割がたは完成しているといってもいい状態だった。
傷つきやすそうなトップチューブやダウンチューブは透明フィルムが貼られていたので、これも剥がす。この自転車は安かったけど、こういうところしっかりしてて感心した。
小さな箱の中には取説やサドル、シートポスト、べダル、フロント用クイックリリース、反射材などの小物類が入っていた。樹脂製で8mmの六角工具が入っていたのだけども、精度が悪いのと使うところがペダルぐらいしかなくて謎。ちなみに取説は前半が中国語、後半が英語の二か国語対応だったのだけども、自転車の取り扱い方法についての説明書だったため、組み立て方法は記載されていなかった。
ハンドルを取り付ける
とりあえずプランプランになっているハンドルを取り付ける。ちなみに付属のDECA製アルミハンドルは横幅420mmだった。
ハンドルから伸びるワイヤーケーブルがゆったりとしたポジションを取れるようにしたのちに、ステムについている4本のボルトで締め付けたらOK。取り合えずこの段階ではハンドルの角度調整などをせず、適当な角度で仮止めしておいた。
サドルを取り付ける
サドルをシートポストに取り付ける。シートポスト上にあるマウントの2本のネジを緩めて、サドルのフレームをそこに挟めばOK。こっちも前後位置や角度調整は後で行うので、適当な位置で仮止め。
シートポストにゴム製の隙間隠し(?)をセット。エアロ形状のバイクだから、こういう小物パーツがあるとかっこいい。
エアロフレームなので、シートポストの固定は専用の金具を締めこむことで行う。
金具を、シートポストが入るようにフレームにセットして、
シートポストを適当な高さにセット。金具を締めこめば固定できる。
フロントタイヤを取り付ける
フロントホイールハブにはクイックリリースが通されていなかったので、取り付ける。左右にあるタケノコ形状のバネは、太いほうが外側。
あとはフロントフォークの奥までしっかり差し込んで、クイックリリースを締めればOK。タイヤがフォークのセンターに来ているのを確認する。
フロントブレーキワイヤーを張る
ワイヤー類の中で唯一フロントブレーキワイヤーだけが張られていなかったので(梱包上の都合だと考えられる)、これを張る。
ワイヤーをキャリパーブレーキとワイヤー固定金具に通す。
ブレーキシューが超適当な角度で取り付けられていたので、ネジを緩めてある程度まともそうな場所に仮止めしておく。
ブレーキのリリースレバーを閉めた状態で、ブレーキを手で適当なところ(シューとホイールの隙間が2mmぐらい?)まで締める。
その状態でブレーキワイヤーがピンと張るように固定する。ブレーキレバーを握って、握り具合に問題がなければ(およそリアと同じであれば)OK。
この状態だとブレーキワイヤーがかなり余っているので、
適当な長さにカット。
エンドキャップが付属していたので、それをかぶせて、ニッパーで軽くカシメたらOK。
ブレーキシューのトーイン調整
シューの後ろ側にコピー用紙を四つ折りにしたものを挟んでブレーキを握り、その状態でシューのネジをいったん緩め、締め直す。こうすることでブレーキシューに角度が付いて、鳴き防止と制動力UPにつながる。
詳しく説明しているサイトがあったので、よく知りたい人はそちらを参照してほしい。
ペダルを取り付ける
ペダルを取り付ける。ペダルは左右で正ネジ・逆ネジ仕様になっているので、回転方向に注意。
また鉄(ペダル)×アルミ(クランク)の組み合わせになるので、ペダルのネジ部分にはグリスを塗ってカジリを防止しておく。僕は手持ちのカッパーコンパウンドを少量塗っておいた。
各部ネジのトルクチェック
最後に各部ネジがきちんとしまっているかをチェック。特にブレーキやステムの取り付けネジは必ず確認したい。また仮止めとしておいたハンドルやサドル周りも、ここで調整して本締めする。
1.5hで完成!
そして無事に完成!撮影したり、慣れない作業なのでやり方を確認したりしていると1.5時間ほどかかったが、普通にやれば1時間以内で組み上げられると思う。しかし組みあがってみると、このバイクかっこいいな…。あとはタイヤに空気を入れ、保安部品をつけ、防犯登録をすれば街中を走れるようになる。
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