Made in 台湾な中華カーボンパーツ3種類を入手して試してみたところ、サドルには圧倒的な差を感じ、ステムははっきりとはよくわからない感じだった。最後にハンドルを交換してみよう。
EC90 中華カーボンエアロハンドル
ゲットしたのは、EC90のカーボンハンドル。見てもわかる通りがっつりエアロ形状&ケーブル内装式。
サイズは
- Drop:130mm
- Reach:80mm
- Width:400mm
幅は芯-芯間の距離で、400mm・420mm・440mmの3種類がラインナップされている。末広がりな形状ではなかった。
ステムとの接触部分には滑り防止加工が施され、中心や角度が分かるように目盛りも打ってある。これのおかげで取り付けの際はかなり便利だった。
ハンドル端面を見てみると、右側はかなりきれいな仕上がりに対し、左側の穴はささくれが目立つ。
ケーブルを通す穴も、よく見ると微妙に仕上がりにムラがある感じ。価格を考えれば妥当だと思うレベルだし、気になるならやすりで軽く削れば取れる程度。
重量は実測235gだった。JAVA SILURO2純正の420mmアルミハンドルは360gだったので、125gの軽量化となる。
剛性はしっかりと有り、単体で体重をかけると若干しなる程度。今にも折れそうな華奢な感じは全くない。
ハンドル交換
というわけでJAVA SILURO2純正のアルミハンドルを取り外して、
EC90カーボンハンドルに交換。ケーブルを内装するのは面倒だったので、今回はハンドルの下に沿わせておいた。R3000 SORAのSTIレバーだとケーブルが出ている位置がイマイチハンドルの穴と合わないのが残念。
バーテープを巻けば完成。バーテープはLifeLine製をチョイス。快適性を重視して中央付近までしっかり巻いた。
インプレ:ハンドリングが軽い!
パッと乗ってわかる違いは、ハンドリングの軽さ。流石にアルミハンドルから120g軽量化されると、ハンドルを小刻みに動かした時の軽さはかなり違う。残念ながら走るとそこまで変わった気はしないが、コーナーを曲がる際にわずかにスッと曲がっていく感じがして気持ちいい。
カーボンハンドルの振動吸収性という部分に関しては、ガタガタした歩道を走るような場面で少し快適になった。確実に手に伝わる振動は減っているので、ロングライドでの手や肩の負担が多少減ったように感じる。ただ大きく振動を減らしたいのであればバーテープやグローブを工夫したほうが良いようには思った。
どちらかといえばハンドルの平面部分が増えたことによって、「上ハン」を持つときの快適性はかなり良くなった。疲れて上ハンを持った時に、十分な面積があるおかげでなんだかすごく安心感がある。JAVA SILURO2純正ハンドルも多少面積はあったが、さらにあるのが嬉しい。
剛性に関しては体重をかけてみたりダンシングしてみたりしたが、強く力をかけなければ問題なし。下ハンを持ってガシガシ引っ張り上げるようにすると歪むのでちょっとだけ不安な感じがする。車体の高い位置にあるハンドルが軽くなったおかげか、サドルを変えた時ほどではないがバイクを左右に振る時の軽さが生まれた。体重が思いっきりかかった状態で車道と歩道の段差にガツンと乗るとハンドルがズレてしまうことはあったが、ちゃんとハンドルから軽く体重を抜けば問題なし。
ゴツいステムとのバランスもとれ、見た目的にもかっこよくなった。見慣れただけかもしれないが…。
見た目と乗り心地を変えるアイテム
少なくともこのEC90のエアロハンドルについては、速さに繋がるパーツかどうかは僕にはよくわからない。エアロ効果なんて全く実感できるはずがない。ただ薄く平べったい形状の上ハンはかっこいいし、ハンドリングの軽さは出るし、少し快適にもなる。タイヤやホイールを変えたときのような感動はないが、価格を考えれば十分楽しめる変化だろう。
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