厚手の衝撃吸収GELで快適!HANDCREW OSCAR SF-34サイクルグローブ

サイクリングウェア
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とりあえず冬にロードバイクに乗るには手が寒いし、ハンドルから伝わってくる振動が辛いので、格安のサイクルグローブを買ってみたのだけど、正直いまいちだなぁ…っていう感じだったのが前回の話。流石にもうちょっといいサイクルグローブがあるのでは?気になるので別のサイクルグローブを買ってみることにした。

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HANDCREWが気になる

個人的なこだわりとして、中華ロードバイクに乗っているので、妥協できる範囲のものはあえて中華ブランドや格安ブランドをチョイスしたい。色々調べていく中で気になったブランド、それがHANDCREW。メーカー説明曰く、

PEAL IZUMI、GIANT、ROECKL等の世界有名ブランドの下請けメーカとして成長してきたHANDCREW。1983年創業以来、グローブとしての性能に真摯にこだわり続け、革新的なコンセプトと先端の技術で、数々の『世界が驚く商品』を作ってきました。そして、現在も先端なテクノロジーを駆使し、グローブブランドならではの配慮を行う製品を、お手頃なプライスで世界のアスリートへ製品を送り続けています。

というように、自転車界のトップブランドの下請けとして成長してきた韓国のブランドらしい。

OSCAR SF-34サイクルグローブ

そこで買ってみたのが、このOSCAR SF-34サイクルグローブ。HANDCREWのグローブはどれも派手なデザインが多くあまり好みではないのがだが、SF-34は比較的落ち着いたデザインだったので選んでみた。もっとシンプルなほうが個人的には好みだが…。

表面は薄手のジャージ生地+プリントをベースとして、手のひらから人差し指にかけてまた別の素材がデザインアクセントとして縫い込まれている。

裏面は耐久性の高そうなフェイクレザー系生地で、GEL入りの衝撃吸収材が適所に配置。親指のアッパー素材はタオル生地なので、汗のふき取りなどに使える。指先などに配置されたシリコンのグリップ素材はペタペタとしていてグリップ感が高い。

手のひらの衝撃吸収材は、特に下側の2か所が分厚くなっている。僕はロードバイクに乗っていると親指の付け根が痛くなってくるので、そこの厚さを確保してあるのが嬉しい。触り心地もプニプニしているので、実際に何ら頭のジェル素材が入ってるようだ。

立体縫製なので、わずかに指が曲がった状態でピタッと手に沿うようになっている。メーカー表記を信用してMサイズを購入したところ、薬指や小指がわずかに余る以外の問題は無し。アッパー素材がよく伸びるので、ぴっちりハマり、どこかが突っ張るような感覚も無し。

スマホ操作には未対応

Amazonの商品説明には「スマホ操作が可能」と記載されていたが、実際にはグローブの装着中にスマホ操作は不可能。まぁ、商品写真をどう見てもスマホ操作できそうな素材が人差し指に配置されていないので、購入前から期待していなかった。ゆえに個人的には問題なし。そもそも走行中にスマホ操作することはないし、するなら落下防止のためにきちんと落ち着いた状態で使いたいので、その時はグローブを外せばいいのだ。

実走レビュー

というわけでさっそく60km越えのツーリングで使ってみた。なお、当日の気温は朝が10℃ほどで、日中は14℃、夜にはぐっと下がって6℃だった。

衝撃吸収性はばっちり!手の痛みがほぼゼロに

前回購入したサイクルグローブは、はっきり言ってしまえば「素手よりも多少マシ」レベルでしかなく、衝撃吸収性に関しては皆無といってもよかった。ガタガタの道や歩道を走るとすぐに親指の付け根や手首に痛みが蓄積され、びりびりとくるような感覚があった。

対してHANDCREW OSCAR SF-34では、松阪から伊勢神宮まで寄り道しながらの60kmを走っても、手の痛みはほぼゼロになった。特に分厚い親指付け根のGELが効いているのか、ロードバイクだと負担がかかりやすい部分の保護性能が高い。心なしかいつもよりも肩の疲労感も軽減されているような気さえした。

さらにシリコンのグリップ素材がしっかりと効いているので、ハンドルの操作に不安が無くなった。ピタッと手に沿うグローブなので、グローブと手がずれるような感覚もなく、とても快適なサイクリングができた。

GELの厚みや手のひら面の継ぎ目は気になる

その反面として、GELの厚みが気になる部分はある。ハンドルと手の間のGELの自己主張があるので、何となく違和感が強い。また手の甲の灰色生地とジャージ生地の継ぎ目がわずかに手に刺さるような感じで少し気になった。

気温が低い時は少し寒いが、通気性が高いので蒸れない

気温10℃~14℃で推移した朝から昼にかけては、寒さに関しては少し寒いかな~ぐらいの感覚だった。ヒルクライムに突入し汗をかいたときもあったが、表面のほぼ全面が通気性の高い素材でできているため、蒸れを感じることは皆無。個人的に指ぬきグローブは安全面からいかがなものかという考えがあるのだが、これだったら夏場でも快適に使えそう。

その分夜になり気温がぐっと下がった時は寒かった。気温6℃の状況では、その通気性の高さは完全にあだとなり、「素手よりも多少マシ」レベルの快適性しか確保されていなかった。オールシーズングローブというよりも、春夏秋用グローブといった感じだろうか。

1600円でこの性能は買い

このHANDCREW OSCAR SF-34、なんと約1600円で購入可能。耐久性などはこれからチェックしていく必要があるが、この性能の高さなら、手の痛みに悩んでいる人はとりあえず買ってみてもいいのではないかと思った。

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