車もバイクも自転車もみんなそうだけど、メンテナンスしないことには調子も悪くなるし最悪壊れて走れなくなってしまう。僕はJAVA SILURO2を買うまで自転車専用のメンテナンス用品なんて買ったことがなかったし、ロードバイクにはスタンドが付いていないせいで保管するのが面倒なので、スタンドを含めたメンテナンス用品を安く買いたかった。つまりこれは、ロードバイクを購入した時期とほぼ同時期の話。
AZ 自転車チェーンメンテナンス5点セット
とりあえず僕にとって必要なものは、
- メンテナンススタンド
- チェーンクリーナー(刷毛等)
- チェーンルブ
の3点。主にチェーンのクリーニング&注油に必要なものがなかった。パーツクリーナーなどは普段使うので持っているので、特別必要ないが、試しにセットになっているものを買ってみた。
![](https://bicycle.hyakkaidan.com/wp-content/uploads/2019/01/IMG_5106.jpg)
それがこの、AZ 自転車チェーンメンテナンス5点セット。その中身は、
- メンテナンススタンド(フック式)
- クイックゾル 1L(クリーナー液)
- チェーン洗浄機
- ギアクリーニングブラシセット
- チェーンルブ(B1-001)
これだけ付いてお値段3000円以下。うーん安い。たぶん。AZといえばホームセンターなどによくある格安ケミカル系メーカーなので、品質的には安心できる。
メンテナンススタンドは超便利
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メンテナンススタンドはよくあるクイックリリース部分で固定するタイプではなく、チェーン/シートステーにひっかけるタイプを選択。なぜならこちらの方が横幅が狭く取れる(ように思えた)うえ、いちいち両側にひっかける手間も無くて便利そうに思ったから。実際かなり便利。高級感とかさらさらないけど、機能的にも必要十分。
組み立てはナットを締めるだけの超簡単作業だったが、レンチなどは付属していなかったので工具を持ってない人は用意しておく必要アリ。
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↑よくあるヤツ。
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![](https://bicycle.hyakkaidan.com/wp-content/uploads/2019/01/IMG_5118.jpg)
実際に使っている様子を写真に撮ってみるとこんな感じ。自転車左側へのスタンドの張り出しは25cmほどに収まっているので、壁に寄せて自転車を置いてもそこそこコンパクトになる。
残りはチェーンメンテナンスグッズ
あとはリストにも書いたように、
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1L入りの洗浄液と、
![](https://bicycle.hyakkaidan.com/wp-content/uploads/2019/01/IMG_5129.jpg)
チェーンルブと、
![](https://bicycle.hyakkaidan.com/wp-content/uploads/2019/01/IMG_5130.jpg)
洗浄用ブラシと、
![](https://bicycle.hyakkaidan.com/wp-content/uploads/2019/01/IMG_5126.jpg)
チェーン洗浄機が付属。このチェーン洗浄機、中国の通販サイトを見ると同様のものがかなり安く売られている…。といってもAZで取り扱われているものも単品で800円ぐらいだけど。
チェーン・スプロケのメンテナンスをしてみる
![](https://bicycle.hyakkaidan.com/wp-content/uploads/2019/01/IMG_6858.jpg)
だらだらとポタリングをしていたらチェーンやスプロケに少し汚れが付いてきた。SILURO2を買った時から付いていたチェーンオイルはやたらと周りに飛び散って鬱陶しいので、それを入れ替えるのも含めて、チェーンやスプロケをクリーニングしていきたい。
チェーン洗浄機は役に立たない…
何はともあれチェーンをきれいにしたい。
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![](https://bicycle.hyakkaidan.com/wp-content/uploads/2019/01/IMG_6861.jpg)
チェーン洗浄機の中にクイックゾルを入れ、チェーンを挟んで、ペダルをぐるぐる回せばあっという間にチェーンがきれいになる!
…と聞いていたのだけども、まず洗浄機があまりにも引っかかるのでペダルを上手く回せない。何度もチェーンの位置などを調整してみたけども、全く持って無理。速攻でゴミ箱行きとなった。
クイックゾルはスプレーしないパーツクリーナー的な使い勝手
![](https://bicycle.hyakkaidan.com/wp-content/uploads/2019/01/IMG_6862.jpg)
洗浄機内の洗浄液がもったいなかったので、適当にカットしたペットボトルの中に入れ替えて、そこからブラシで洗うことにした。
![](https://bicycle.hyakkaidan.com/wp-content/uploads/2019/01/IMG_6863.jpg)
ブラシを使ってチェーンのコマの中や、スプロケの隙間の汚れをガシガシ落としていく。このクイックゾルという洗浄液、おそらく中身はパーツクリーナーの液体そのもので、汚れ落ちはとても良いのだけども、速乾性も高いのでガンガン使わないとどんどん乾いていく。もうちょっと遅乾性だと便利なのになぁという感じで、惜しい。
![](https://bicycle.hyakkaidan.com/wp-content/uploads/2019/01/IMG_6864.jpg)
汚れが浮いてきたら、後は適当なウエスでチェーンを拭ったり、スプロケの隙間にウエスを差し込んで拭き上げていく。
![](https://bicycle.hyakkaidan.com/wp-content/uploads/2019/01/IMG_6865.jpg)
![](https://bicycle.hyakkaidan.com/wp-content/uploads/2019/01/IMG_6867.jpg)
するとあっという間にピカピカに。これは気持ちいい…。
WETタイプのチェーンルブ B1-001
![](https://bicycle.hyakkaidan.com/wp-content/uploads/2019/01/IMG_6869.jpg)
最後にチェーンルブを一コマずつ注油していく。チェーンルブは徐々に浸透していくので、数時間後に余った油を、チェーンの左右をつまむようにしてウエスで拭き取ればOK。
![](https://bicycle.hyakkaidan.com/wp-content/uploads/2019/01/img81353992.jpg)
付属のチェーンルブB1-001はWETタイプの万能ルブ。僕はレースに出る訳じゃないし、街乗りだと埃っぽいところから水たまりまでいろいろあるので、悪くないと思う。
初心者にオススメのセット
実際にはイマイチ上手く使えないものや、人によっては必要のない物が入ってはいるが、「何を買えばいいのかわからない!」という初心者にはオススメできるセットなんじゃないかなぁと思った。ケミカル類の性能はいいし、単品で揃えるよりも圧倒的に安い。とりあえずこれを買っておけば間違いは無いと思う。ケミカル違いで様々なセットがあるので、結局どれを買っていいのか悩むけど…。
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